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西橋伸太郎

solo exhibition

-OVERLAP-

2024 4.6 sat - 4.14 sun

OPEN 12:00-19:00

 

at 村世界 

〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町22−7 

 

 

この度、代々木上原MURACEKAI にて西橋伸太郎の個展を開催致します。

画集出版の原画展以降3年振り、純粋な個展に至っては5年振りとなる本展では大型新作ペインティング作品に加え、

西橋のメインワークであるヴィンテージクロスへのカスタムを施した作品を厳選して展示、販売致します。

-statement-

日々途方もない長い時間の制作中や生活していく中で(全く頭がおかしくなりそうになる)、思うことは沢山ある。

自分が絵描きを志した、或いは起動し出した頃から「技術面、フィジカルの問題、金銭面、需要」は違えど根本的には全く変わっていない。

 

が、変わってしまう日もある。変わると言うより否定したくなってしまう時がある。この文章を描いている今ですらそうだ。

 

 

"これを描きたい"というのを念頭に描いてきたつもりではあるが、表現したい何かがあるのがアーティストなら自分はアーティストでは無いと思う。

 

ここ数年周りの人的環境が物凄い勢いで変わっていった。

結婚や帰郷、出会いや別れ、出産や死別。本当に色々と合って一喜一憂してきた。

道を変えて優しくなったり厳しくなったりする周りの仲間達に、に、”夢”という残酷な言葉も問いかけづらくなった。

 

人並みに行動しているつもりではあるがSNSや政治の事についてとやかくいうつもりは無い。

それらが僕の仕事にも「深く」影響した覚えも無い。

どうしようも無い時は自分の"足"が止まっている時だった。行動はしてきた。

 

あらゆる分野での自分の考えが纏まったタイミングで人と合い話し

纏まらなくなったり勇気付けられたり勇気づけたり

記憶が無い事を思い出し落ち込んだりする。

 

そうした中でまた描いていく訳だが、やはり筆が止まる時や止まらない時もある。

物理的に画面の面積が埋まるスピードが変わるだけだ。筆が走るか走らないかの問題なだけである。

 

と、支離滅裂に色々と自分の耳が痛い話をしたが

大それた何かがあるわけでもなく 述べれる声明という武装も無く この暇で忙しい画業生活の中で、力の限り筆の技術というフィジカルの長所を使い、今のところ可能な領域でお見せ出来る重ねてきた血と汗に変わる色と線を直接ご覧になって、知って頂けることを望みます。

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